人は自分がどこから来たか知る権利があると思う。
藤田小女姫殺害事件を私なりに推察しました。それと、事件直後姉の近くでいろいろお世話していただいていた方々のお話を元に犯人像を推察してみました。
私どもの戸籍上の父親になっていた人物(名前をラッキーとしています)は、祖母のこではあるが、祖父の子ではありません。
日露戦争が終った頃、祖父母は八幡製鉄所の操業に参加した祖祖父の元に阿波から、行ったようです。
祖父母は四国の田舎から出てきたばかりで、珍しかったのでしょう。出歩いたようです。その時、祖母は兄のところにいた「人さらい」に襲われて、ラッキーを産んでしまいます。
そうするとその人さらいの戸籍ではなくて、夫である祖父の戸籍に入ってしまいます。祖父母はラッキーの入籍が嫌であったのか、小学校に入学する年齢になるまで、放置してありました。
それでも、小学校に入学するときに誰かが、四国に行って入籍したようです。
強姦によってできた子もそうですが、強姦された女性は悲しいことに憎むべき男の面影がある子を産んでしまうのです。
ラッキーはいつも「ばあさんは、わしが寝転んでいたりすると蹴るんだよ。何にも云わないで、蹴るんだから…」といつも私に言っていたが、こういうことでしょう。
私もラッキーの父親の「ブン」をよく知っていますが、言われて見れば分とラッキーはよく似ていますし、緩慢な動作はこの親にしてこの子ありと言えます。
戸籍は人を苦しめるためにあるのでしょうか・・・