事件後、福迫君が逮捕されてから、ハワイに移送のための審判が東京高等裁判所で、行われました。
当日は傍聴券を求めて、多くの方が列を作っていました。私は遺族ということで、優先で、傍聴することができました。
同じように、福迫君のご両親もおられました。一番驚いたことは福迫君の父上に、これ以前にお目にかかったことがあったことです。
でも、言葉を交わしたわけではなく、見たというのが正確です。
ラッキーと仲睦まじく二人で歩きながら、話し合っているのを見たのです。で、私は声をかけました。
「東京の方に帰られるのですか?よろしかったら、ご自宅まで、・・・この車で、どうぞ・・・」と、言いました。
びっくりしました。ラッキーの連れですから・・・マスコミもたくさん来ているので、声をかけそびれてしまいました。
審判が始まって、福迫君のマンションのエレベーターの防犯カメラの映像について、
福迫君の証言した内容にはさらに驚かされました。
・・・・・あの映像は僕ではありません。いつも、吾郎君と僕は双子のように似ていると、言われています。・・・・と、
この言葉は裁判所での証言です。冗談で言っているのではありません。
私が吾郎の顔写真を事件後初めて見た時の驚きは言いようもありません。
「なんとラッキーに似ていることか!!!」でした。
これで、吾郎のカードを福迫君が使用するわけも頷けるような気がします。